むち打ちの画像診断

むち打ちの画像診断についてお知らせします。

レントゲンによるむち打ちの検査

むち打ちで病院に行くと一般的にレントゲンを撮って検査をします。

レントゲンで判断することができるのは骨折しているかどうか、首の骨の湾曲が正常な状態なのかどうか、骨棘は無いか等です。

レントゲンは主に骨の状態を見るものなので軟部組織の状態がどうなっているかはわかりません。

むち打ちの場合、椎間板が原因になっていることも多くこれは軟骨なのでMRIで確認する必要があります。

参考図

レントゲン画像

roentgen

疾患別治療大百科 シリーズ3頚肩腕痛(医道の日本社)13ページより

ストレートネック

一般的に正常な頚椎(首の骨)は横から見ると前側に凸になる弧を描いています(前湾)。これを生理的な湾曲といいます。

ところが交通事故等何らかの外力が加わるなどして生理的な湾曲が失われてしまい首の骨がまっすぐになってしまった状態をストレートネックといいます。

ストレートネックになると頭痛がしたり肩が凝ったり手がしびれる等の症状が発症します。

骨棘

「骨棘」はコツキョクと読み、骨に生じた棘(トゲ)の意味です。

椎間板の水分が減って弾力性が落ち、厚みが減り、つぶれたようになり、周囲にはみ出したように出っ張った状態がこの骨棘にあたります。椎間板ヘルニアを示していることもあります。

参考図

kotsukyoku

整形外科学(南江堂)21ページより

MRIによるむち打ちの検査

MRIでは通常のレントゲンでは見ることのできない神経組織、軟骨、椎間板、脳などを見ることができます。

むち打ちの原因となるのは主に椎間板なのでMRIでの診断が有効です。

首のMRIの撮影方法は軸位断、矢状断、冠状断などの撮影方法があります。

多くの場合は矢状断で撮影されたものです。矢状断は首を横から見た断面、冠状断は前後から見た断面、軸位断は輪切り面です。

首の矢状断で判別できるのは椎間板の突出が脊髄を明らかに圧迫している場合です。

手にしびれがある程度の神経根性のむち打ちの場合、圧迫されているのは脊髄ではなく神経根と考えられるので、矢状断ではその異常を捉えることはできません。

そのような場合は軸位断(輪切り)で特定していくことになりますが、頚椎(首の骨)は7個ありどの辺りの高さでスライス撮影するかで決まるので

神経根の圧迫をMRIで判別するのは困難ということになります。

神経根の圧迫状態を確認しやすくする方法としてはどの辺に神経根の異常があるのかを予測し特定してMRI撮影を行うことで結果は違ってくると考えられます。

参考図

MRI画像

mri

疾患別治療大百科 シリーズ3頚肩腕痛(医道の日本社)13ページより

交通事故専門 貝塚ヒーリング整骨院

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